ナンキョクオキアミが見られるかも!南極探査船(砕氷船)「しらせ」の一般公開:深海魚の見られる博物館
日本では、南極の探検・調査には戦前から力を入れており、国立極地研究所なる研究施設があります。この南極の調査や・観測隊、必要資材を運ぶ船が今回記事にした「しらせ」になります。
南極の海は寒さから他の海とは、隔絶されており、独自の生物が繁殖しています。また他の地域の生物よりも大きく育つことが知られています。
この代表格が「ナンキョクオキアミ」です。今回訪問した際にこの「ナンキョクオキアミ」が展示されていました。
しらせは海上自衛隊の所属しており、運用しているのは自衛隊になります。
そのため、南極探査船「しらせ」を見学することができるのは、海上自衛隊の基地祭や寄港地での一般公開となります。
現在コロナウイルス感染症のため、自衛隊の基地祭や一般公開は制限されています。
今回は2012年に海上自衛隊横須賀基地での一般公開を訪問した記事になります。
Mochigome的おすすめポイント
- 南極探査船・砕氷船「しらせ」は、南極の厚い氷を割って進める砕氷船です。そのため、船首が大きく丸くなっています。
- 大きなクレーンがあります。南極に運ぶ物資を搭載するためです。
- 船内には、観測隊員の部屋の他、理髪室などもあります。
- 南極の石や南極の氷を見ることができます。
- 南極の海洋生物「ナンキョクオキアミ」「ミナミイチレツダコ」「ショウワギス」などが見られます。
南極探査船・砕氷船「しらせ」一般公開について
基本情報:
一般公開:現在はコロナ禍のため、一般公開はされていないようです。
海上自衛隊や各自治体・入港している港のホームページなどで、一般公開情報が開示されるようです。
海上自衛隊横須賀基地のホームページはこちら。
海上自衛隊横須賀基地:
入場料:無料
入口で手荷物検査あり。
アクセス
JR横須賀線「横須賀」駅から徒歩5分
車 駐車場はありません。
コロナ対応について
一般公開は行われていません。今後収束したら再開して欲しいです。
南極探査船・砕氷船「しらせ」の一般公開訪問記
2012年8月の海上自衛隊横須賀基地の基地祭で南極探査船・砕氷船「しらせ」が一般公開されていました。
横須賀基地は
入口で荷物のチェックがあります。
少し混雑していて人は多いのですが、基地内の他の艦艇や出店も多くあるので、うまく分散されています。
一番手前の桟橋に係留されているのが「しらせ」です。見学者が長い列を作って待っています。
順番にタラップを登って船に入ります。順路にしたがって見学をしていきます。
船尾の格納庫に行くと、様々な展示を見ることができます。
Mochigome訪問時は「南極の石」「南極の氷」「雪上バイク」「ナンキョクオキアミ」「ミナミイチレツダコ」「ショウワギス」が展示されていました。
それから船首の方に向かいます。船首には大型貨物を積載するためのクレーンがあります。
続いて船内に入って、艦橋へ向かっていきます。狭い通路とラッタルを上り下りするので、軽装で行かないと大変です。
艦橋には航海や操舵に関わる展示や、ラッパが掛けてあって自衛隊艦艇なのだと感じます。
その後船内の部屋を見学していきます。
「食堂」「理髪室」「観測隊寝室」「観測隊副隊長寝室」などを見学させてもらい、退艦となりました。
全ての部屋が公開されているわけではありません。船の中を自由に散策できるわけでもありません。粛々と案内にしたがって、船内を歩いていきます。通路は狭いです。上ったり下りたりが結構あるので、歩きやすい靴がおすすめです。
南極探査船・砕氷船「しらせ」一般公開で見られれた深海魚・深海生物は?
実際に行って調べてきました。
標本1種
「ナンキョクオキアミ」
見られる深海魚・深海生物をリストにしました。
液浸標本
「ナンキョクオキアミ」
注意事項
この情報は訪問時に数えたもので、現在見られるかどうかはわかりません。
管理人は疲れてくると数えるのを諦めることがあります。
深海魚かどうかの判断は、管理人の独断に基づくもので何ら専門知識は持ち合わせていません。
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