深海研究の現場!深海調査研究船「かいれい」・無人探査機「かいこう」の一般公開:深海魚の見られる博物館⑩
日本で深海調査・研究を行っている研究機関である国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の所有する深海調査研究船「かいれい」の一般公開がありました。「かいれい」は船なのですが、後方のデッキに無人探査機「かいこう7000II」を搭載して、深海調査の母船として活躍しています。今回。2018年の一般公開の際に訪問した記事となります。
Mochigome的おすすめポイント
- 深海調査研究船「かいれい」は、母船となっています。母船の機能として無人探査機「かいこう」を搭載したり、他の研究器具などを搭載します。
- 母船の機能として採取した深海生物をすぐに研究できる研究室「ウェットラボラトリー」などがあります。
- 船の操舵室だけでなく、「かいこう」を遠隔で操縦する部屋、「かいこう」を搭載する格納庫、大きなケーブル、「かいこう」を降ろすデッキなど見どころ満載です。
- 記念にパンフレットとピンバッチを頂きました。
深海調査研究船「かいれい」の特徴
基本情報:
一般公開:現在はコロナ禍のため、一般公開はされていないようです。
JAMSTECのホームページで、所有している調査船の一般公開情報が開示されます。
JAMSTECのホームページはこちら。
入港している港での公開になるので、公開場所は決まっていません。Mochigome訪問時は横浜の大桟橋でした。他には晴海ふ頭や清水港などでも公開されていたようです。
横浜港大さん橋 国際客船ターミナルについて
入館料:無料
mochigome訪問時:横浜港大さん橋 国際客船ターミナル
駐車場:横浜港大さん橋 国際客船ターミナル 大桟橋駐車場
平日1500円 土日祝日2000円/1日
みなとみらい線 「日本大通り駅」 下車 徒歩約7分
JR 「関内駅」より徒歩約15分
車 首都高横羽線「横浜公園」ランプから約3分
深海調査研究船「かいれい」・無人探査機「かいこう」の一般公開に行ってきました。
横浜にある船着き場、大さん橋に着岸していました。同日はイベント「うみ博」のため、様々なイベントが大さん橋ホールで行われていました。
大さん橋から船に乗り込みます。あまり混雑はしていませんでした。船の前方横からタラップを登っていきます。
全ての部屋が公開されているわけではありません。船の中を自由に散策できるわけでもありません。粛々と案内にしたがって、船内を歩いていきます。通路は狭いです。上ったり下りたりが結構あるので、歩きやすい靴がおすすめです。
船は満艦飾になっていて、「一般公開中」の横断幕もあります。デッキの一番上に行くと煙突があります。JAMSTECのマークが書いてあります。
救命艇を見ながら、前方の船首の方へ行きます。柵に網がはってありますが、うっかりしたら海に落ちます。気を付けて歩いていきます。
操舵室に入ります。ドップラーソナー・自動操舵・コンソールなど航海に必要なものなど説明があります。
操舵室からは後方に向かっていきます。
計算機室(かいこうのナビゲーション装置のコンピューターなどが入っています。)や調査指揮室を見学します。
「かいこう」操縦室も見学できます。モニターの数が多いです。3人がかりで操縦するそうです。
そばに食堂があります。少し中がのぞけます。どんな食事が食べられるのか気になるところです。
続いて出てきたのがリサーチルームです。
机の上に様々な毛布の折り方について展示がされていました。
続いて反対側にあるのがケーブルを巻き取るウインチです。12000mを巻き取るので流石に大きいです。
そのまま後方に進むと格納庫に出ます。格納庫に面してウェットラボラトリーという取り立てのサンプルを調査する部屋があります。
反対側にはトイレがあります。
青い大きな運搬装置の中にある黄色い潜水艇が「かいこう」になります。
マニピュレーターやカメラ、かごなどもついています。
深海調査研究船「かいれい」の一般公開で見られる深海魚・深海生物は?
深海調査研究船「かいれい」の一般公開に実際に行って調べてきました。
見られる深海魚や深海生物はありませんでした。
深海無生物として2種
見られる深海魚・深海生物をリストにしました。
見られる深海魚や深海生物はありませんでした。
深海無生物として2種
深海調査研究船「かいれい」
無人探査機「かいこう」
注意事項
この情報は訪問時に数えたもので、現在見られるかどうかはわかりません。
管理人は疲れてくると数えるのを諦めることがあります。
深海魚かどうかの判断は、管理人の独断に基づくもので何ら専門知識は持ち合わせていません。
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